エリトリア政府からの要請に応えて、日本政府による1300万ドル(約12億円)の援助を通じて、「デブブ州地方都市給水計画」が施工されました。
このプロジェクトは昨年完工し、2010年1月31日に、国土水利環境省大臣Mr. Tesfay Gebresellasie氏、エリトリア駐箚日本大使岩谷滋氏、JICA、大日本土木株式会社、 その他要人が出席し、デバルワ(Debarwa)における試験運転セレモニーが行われました。
このプロジェクトは、Debarwa、Mai Dima、Dekemhare、 Adikeyihの4つの町とその周辺地域の人々の生活向上のために、4つの町で給水設備を建設することから構成されています。周辺地域とは、Adi Gheda、 Adi Logo、 Halhale、 Adi-Ghaba、 Hadish Adi、 Milad Manta、 Mai Chew、 Maiwerki、 Amhur、 Hadamu、 Metsalu Hadamu、 Haineba、 Hashemite、 Unabur and Maalewyaなどになります。
プロジェクトの実施により、これら4つの町や周辺の村々での給水人口は、2005年の2万人から、2015年には15万人に拡大すると見込まれています。
国土水利環境省の水利部門と、駐日エリトリア大使館によれば、このプロジェクトは、大日本土木株式会社との施工契約に参画した地元の建設業者や建設労働者に対しての日本の持つノウハウと建築技術の移転という方法での意義ある貢献となりました。
プロジェクト概要はこちら
施工業者:大日本土木株式会社
デブブ州地方都市給水計画概要(和文)
The Project for Urban Water Supply in Debub Region (英文)