エリトリアでは、自転車競技は、国技と言えるほど人々に愛されているスポーツで、毎年「ツールドエリトリア」などの国際大会も開かれています。2007年11月には、『マンゴーと丸坊主』などの著書で知られるサイクリストの山崎美緒さんが、日本アドベンチャーサイクリストクラブ代表の竹沢荘一さんらサイクリスト6名とカメラマン1名を率いて、エリトリアへ渡り、エリトリア-日本親善交流サイクリングが行われました。
親善サイクリングでは、11月19日には、アスマラ市内テクノ・ガーデン・センターにて、観光省大臣アミナ・ヌルフシエン氏出席のもと、開幕式が行われました。オープニングに参加したのは、アミナ大臣ほか、日本アドベンチャーサイクリリストクラブ、エリトリア自転車連盟、エリトリアスポーツ委員会、エリトリア青年学生同盟、東京及びローマオリンピックでのサイクリング競技参加者などでした。また、この親善サイクリングには、日本国外務省およびエリトリア外務省から後援を受けました。
親善サイクリングツアーのプログラムは、エリトリア市民との交流や、文化体験なども盛り込まれ、また、1964年の東京オリンピックに参加したアスリートとの交流など、多岐にわたるプログラムが組まれ、自転車を通じて両国の人々が相互理解と友好を深めました。