2009年9月7日
エリトリア政府と欧州委員会は本日、2009年から2013年にかけての開発プログラム実施のための1.22億ユーロ(約160億円)の取り決めを結んだ。
加えて、両者は、緊急事態用に726万ユーロ(約9億円)の追加協定を結んだ。開発活動の円滑化のために署名された取り決めから、食糧安全保障に7000万ユーロ(93億円)、インフラ整備のために3400万ユーロ(約45億円)、社会福祉のために1000万ユーロ(約13億円)が向けられ、国家遺産保全作業のために830万ユーロ(約11億円)があてられる。
この取り決めは、エリトリア側は大統領府長官のYemane Gebremeskel氏、欧州委員会側は欧州委員会エリトリア代表団長のPaolo Amadie氏によって署名された。
この機に際して、Yemane氏は、エリトリア政府が、エリトリアの方針や国家の選択を尊重する全てのパートナーと共に働く準備ができていると表明した。氏はさらに、結ばれた取り決めは、エリトリアの優先的開発プログラムへ向けられると主張した。Paolo Amadie氏側では、取り決めはエリトリアと欧州連合の協力関係の連続性を反映しているものだと述べた。氏はまた、エリトリア政府の貧困撲滅や、社会経済的進歩への努力が、人々の生活水準に望ましい変化をもたらすことを希望していると表明した。Paolo氏はまた、欧州委員会は、エリトリア政府と幅広い開発プログラムで協力する用意があることも表明した。
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