お知らせ

エリトリア最大の祭礼メスケルが祝われました

2009年9月27日

宗教祭礼メスケルが9月27日、全国ではなやかに祝われました。メスケルとは、テワフド・エリトリア正教の伝統的な祭礼で、4世紀に聖十字架(イエス・キリストが磔にされた十字架)が発見されたことを祝うために毎年9月に行われています。“Meskel”とは、古代ゲーズ語で「十字架」を意味します。メスケルでは、Dameraと呼ばれる大きなかがり火を燃やし、この炎が、十字架が埋められている場所を示してくれたと言い伝えられています。

アスマラのBahti Meskerem広場では、エリトリア正教会テワフドの第4代総主教であるAbune Dioskoros猊下に率いられた宗教指導者たちが賛美歌の斉唱とともに、聖なるかがり火Dameraの周囲に集いました。 総主教は、この集いに際して、各々の初々しい信仰を保ち、共生と相互の尊敬という高潔な価値を保つことを通じて国の発展の原動力を強めていくように呼びかけました。また、Liqe Gubae Beyene Eyasu氏は、人々に相互扶助や相互配慮といった大切な価値を強めていくよう呼びかけました。 Abune Dioskoros猊下は、教会幹部を従え、Dameraを祝福し、ついで中央地域のTewolde Kelati氏がDameraに点火しました。

この祭礼には、エリトリアのイスラム法学者Sheik Al-Amin Osman、エリトリア福音協会の代表Asfaha Mehari師、エリトリアカトリック教会のAba Tekleberhan氏、また各大臣や官僚、外交官、そして多くのキリスト教信者が出席しました。

メスケルの色鮮やかな儀式はこちらで写真をご覧になれます。 http://www.asmera.nl/eritrea2005/eritrea5927.htm

メスケル祭ハイライト

メスケル祭ハイライト。
十字架の行方を教えてくれる聖なるかがり火をたきます。

ナショナルデー会場風景

メスケル広場付近のCafé Damera。
ミニュチュアDameraが出迎えてくれます。

※ 当記事は下記サイトを当大使館が編集したものになります。
http://96.30.29.245/Post/2009/09/27/video-asmaras-meskal-holiday-celebrated-in-colorful
-manner-amharic-news-sep-27-2009

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