2009年12月20日
9カ国が参加して行われた“ツアー・エリトリア2009”は、12月20日、エリトリアチームの優勝で幕を閉じました。
第5戦の140kmのレースでは、モロッコのMohammed Sied Al-Amuniが3時間23秒で首位につき、リビアのAli Al-Mebrookが2位に続きました。3位はNathniel Berhane、4位はAmanuel Kibreab、5位はYonas Zerai、6位はモロッコのAbdalati Saedoon、7位はエジプトのAmir Mohammed、8位はGianni Tewolde、9位はリビアのFaisal Al-Sharaそして10位はAmanuel Haileでした。
5つの行程を戦ったレース全体では、77ポイントを獲得したDaniel Teklehaimanotがトップにたち、73ポイントのNathnielが2位、70ポイントのAmanuel Kibreabが3位につけました。一方、アップヒルとクロノメーター・レースでは、Bereket Yemaneがトップになりました。
国内レベルでは、エリトリアのナショナル・チームが1位から3位までを占め、モロッコとエジプトがそれぞれ4位と5位に入賞しました。入賞者は、それぞれ政府やPFDJから賞を授与されました。
今回の“ツアー・エリトリア2009”における全体的なレースや、エリトリアの選手の技量については、Erwin Kistemaker氏は、レースの観客たちは非常に感動しており、氏はこの所感を国際自転車競技連合へ報告すると述べました。
国際的にも認知されるようになり、“ツアー・エリトリア”は、来年はより多くの国からの参加があるように期待されています。今回の“ツアー・エリトリア2009”では、エリトリア、スーダン、リビア、モロッコ、エジプト、ケニア、サウジアラビアが参加したことは人々に記憶されるでしょう。
【動画】原文(英語)、レースの様子はこちらでご覧になれます。
“ツアー・エリトリア2009”1~5日目の行程
1日日<赤線> ケレン→アスマラ→メンデフェラ
2日目<青線> メンデフェラ→アディ・クアラ→メンデフェラ→アスマラ→デケムハレ
3日目<黒線> デケムハレ→アスマラ→ネファシット→マッサワ
4日目<緑線> マッサワ→ガフテライ→ギンダ→アスマラ
5日目 アスマラ周辺