2010年3月10日
3月7日に開かれたびわ湖毎日マラソンに、海外招待選手として出場したエリトリアのアブラハム・タデッセ選手が3位に入賞しました。
当日は小雨が降りしきり気温も低いという悪コンディションでしたが、昨年の世界選手権で4位に入賞したエチオピアのイエマネ・ツェガエ選手が、コース中間付近から先頭集団を抜け出して独走で優勝を飾りました(2時間9分34秒)。また、旭化成の佐藤智之選手が、2時間10分7秒で2位となりました。
A.タデッセ選手は、昨年はじめてマラソンに挑戦したチューリッヒで2時間10分9秒で優勝を飾り、その後ソウル・マラソンでも2位につけるなど、めきめきと頭角を現し、マラソン暦は浅いものの今後の活躍が非常に期待されている選手です。今回のレースでは、2月の冷たい雨という気候からか、片足に痛みを抱え、万全の走りとはいきませんでしたが、2時間10分7秒の記録で3位入賞を果たしました。慌しい来日日程をこなした後、A.タデッセ選手は、早くも次なる目標のベルリン・マラソンに照準を合わせ、準備をスタートさせました。
2010年3月10日
駐日エリトリア国大使館