2011年1月28日
エリトリアのOsman Saleh外務大臣率いるエリトリア高官代表団は、今週はじめ、南部スーダンのジュバを訪問しました。代表団はエリトリア大統領政治顧問Yemane Gebreab氏を含み、在ジュバのエリトリア総領事Alem Negash氏も合流しました。
二日間にわたる公式訪問の間、代表団は南部スーダン政府大統領Salva Kiir Mayardit氏、またスーダン人民解放運動(SPLM)事務局長、和平およびCPA履行大臣Pagan Amum氏、外務大臣Deng Alor氏ら政府高官と会見しました。
Kiir大統領との会見の間、Osman Saleh外相は、エリトリア国イサイアス・アフェウォルキ大統領からの公文書を手渡しました。
文書の中で、イサイアス大統領はエリトリア政府と国民を代表し、2011年1月9日に予定通りに行われた民族自決に基づく、素晴らしい成功をおさめた信頼される重要な国民投票に対して、南部スーダン政府と国民に祝福の意を伝えました。
イサイアス大統領は、歴史的な勝利を記録し民族自決という彼らの最終目的を現実化させる、この良き日に向かって南部スーダンの人々を導く上でSPLMおよび南部スーダン政府が果たした信頼できる役割に対して心からの感謝の意を表明しました。
イサイアス大統領は、両国の国民が民族自決の権利に対して払ってきた大きな犠牲に触れながら、エリトリアと南部スーダンの間に存在する深いつながりを強調しました。これに関連して、イサイアス大統領は、1994年のカンパラにおけるPANAF会議の席で南部スーダンの人々の自らの将来と運命を決定する民族自決の不可侵の権利を唱えた唯一のパートナーであったこと延べ、エリトリアの南部スーダン政府と国民に対汁コミットメントを強調しました。イサイアス大統領はまた、後の和平交渉の基礎を築いた1994年の原則宣言(DoP)におけるエリトリアの主導的な役割についても述べました。
イサイアス大統領は、南部スーダンの人々の選択として正式に宣言され次第、エリトリアは国民投票の結果を承認する用意が整っていることを強調しました。
イサイアス大統領はさらに、両国、両政府の間の関係を強化する約束を強調し、また、、Kiir大統領に現在の総領事館は、独立宣言がなされればその直後に大使館として昇格されることを伝えました。またイサイアス大統領は、エリトリア政府はすでに新しい大使館への大使人事について見通しをつけていると付け加えました。
最後にイサイアス大統領は、再度祝福の意を伝え、アフリカの角地域におけるエリトリアの平和と正義への強固なコミットメントを再確認しました。
2011年1月28日
駐日エリトリア国大使館