エリトリアに関する虚偽のメディア報道に抗議するデモ
2011年10月18日
10月7日、スウェーデンの首都ストックホルムで、スウェーデンのメディアによるエリトリア及びエリトリア人コミュニティに関する虚偽に満ちた報道に抗議する、在スウェーデンのエリトリア人による平和的なデモが行われました。また、13日には同様のメディアの不公正な報道に抗議するデモが、スウェーデン第4の都市ウプサラでも行われました。
以下はデモを報じたEritrea Compassによる記事になります。
組織的な嘘と偽り:スウェーデンのメディアに対して在スウェーデンのエリトリア人たちがデモを開催
嘘と偽りも、それが繰り返されれば、まるで真実であるかのように聞こえることもある。公共の機関は社会に奉仕するために存在している。一方で、社会は公共機関に、倫理的に行動することを期待している。公共機関としてのメディアは公的領域と、効果的なコミュニケーションを求める政治家との間での仲介役としての役割を果たす機関である。それゆえに、いかなる組織的なメディアであっても、自ら政治そのものに乗り出すこと(殊に、嘘と偽りによってコミュニティと社会を激怒させることによって)は、容認されることではないし、また非倫理的なことである。
こういったメディアの非倫理的な行いは、社会全体にとって、国際社会にとってさえも、脅威である。こういった組織に責任をとらせることは、標的にされたコミュニティだけの課題ではない。
2011年10月7日、スウェーデンのエリトリア人コミュニティは、ストックホルムの街中で、スウェーデンのメディアによって繰り返されるエリトリア人コミュニティへの不公平な扱いに抗議する平和的なデモを行った。
Eritrea Compassによれば、エリトリア人たちは再び、エリトリア政府と国民へのゆるぎない支持を表明した。デモ参加者によって掲げられたよく知られたプラカードの中には、“イサイアス・アフェウォルキは私たちであり、私たちは彼である”といったものや、“私たちは私たちの政府を支持する”といったものが多く見られたが、またそこには海外在住のエリトリア人が母国の建設に貢献するための2%の税金に焦点をあてたものも見られた。 “私の2%は、エリトリアのためには小さすぎる!まったくかまわない!”といったメッセージを掲げたプラカードである。
スウェーデンのメディアは過去数年間にわたり、執拗にエリトリア政府とエリトリア国民、ことにスウェーデンのエリトリア人コミュニティを攻撃し続けてきた。その中でもひどい中傷と嘘は、「エリトリア政府が海外在住のエリトリア人に2%の税金を強制している」というものだ。エリトリア人は単に2%の税金を支払うだけでなく、国家建設に寄与する様々な開発プロジェクトに取り掛かり、独立戦争の戦没者遺族などに対しての定期的な寄付も行っている。
スウェーデンのエリトリア人コミュニティは、長年にわたり、責任あるコミュニティを築こうと懸命に努力してた。それにも関らず、この模範となりうる努力を鼓舞するはずの公共機関であるメディアは、スウェーデンのエリトリア人コミュニティの内部に敵対関係を作りだし、コミュニティを瓦解させようとしてきた。
それだけでなく、スウェーデンのエリトリア人による会議や祭りを妨害するべく、参加者にしたのと同様にしたのと同様に、集会場や会場所有者たちに強要したり脅したりして、会合や祭りさえ開かせないようにする組織的なキャンペーンが行われてた。
同胞たちが自らが信ずるもののために立ち上がることを見ることは、私たちに大きな誇りを与えてくれる。全ての人々と正義を愛する人々の名において、私たちはあなたがたに影響力のある公共機関に道徳的規範をもたせるために懸命に働くように呼びかけます。
原文(英語)はこちら
Eritrea Compass: Institutional Lies & Deceit: Swedish Eritreans Demonstrate Against Swedish Media
Video 1
Video 2
Video 3
2011年10月18日
駐日エリトリア国大使館