2012年9月11日
あけましておめでとうございます。
本日2012年9月11日はエリトリアの暦で2005年1月1日です。新しい一年のはじまりを祝福する特別な日にあたり、駐日エリトリア大使館より皆様とご家族に、二度目の新年のご挨拶を申し上げます。
エリトリアでは、世界の他の国と同様にグレゴリオ暦での1月1日に新年を祝うのと同様に、伝統的な独自の暦法での1月1日(グレゴリオ暦では9月 11日にあたる)にも新年を祝います。この新年行事は、在来の宗教であるテワヘド(エリトリア正教)教会、カトリック、プロテスタントの信徒たちに よって祝われます。
新年には、大人たちは新調したハンドメイドコットンの民族衣装に身を包みます。村でも町でも、家の前で山羊や羊、鶏などの生け贄を神に捧げ祈ります。その後、子どもたちが集まり聖歌を歌い、詠唱しながらたいまつを掲げ各家々を回り、大人たちをたいまつの火を飛び越える厳粛なジャンプへと導きます。この火を飛び越える儀式は、古い年に別れを告げ、新しい年を迎えるという意味をもっています。
みなさまの新しき一年が、より緑多き年となりますようお祈りしております。
本年もエリトリアをどうぞよろしくお願いいたします。
2012年9月11日
駐日エリトリア国大使館
※ニューイヤーカード:書かれているのはティグリーニャ語で”Ruhus Hadish Amet”と読みます。”あなたにより緑の多き年を!”という意味で、新しい一年が雨と緑に満ちた年になるようにとの祝福が込められています。
※通常のビジネスシーンでは、日本と同様グレゴリオ暦を使用しておりますので、渡航される方は、暦の違いはご心配なさりませんように。