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エリトリアの血を引くロシアの文豪プーシキン像 除幕式開催される

2009年11月30日

2009年11月28日、アスマラにて、新たに建てられたプーシキンの記念碑の除幕式が行われました。ロシア近代文学の父として知られるアレクサンドル・プーシキンの曽祖父はエリトリア人であり、エリトリアの血を引く文豪の祖国への”帰還”は、人々から暖かく迎えられました。

アスマラで開かれた除幕式にはエリトリア政府やPFDJ、プーシキン協会から代表が出席し、また市民からの招待客も参列しました。式典にて、中央州の長官Tewolde Kelatiは、ロシアの詩人として名高いアレクサンドル・プーシキンを記念して、等身大の像が建てられたが、このようなことはアフリカ大陸で初のできごとであると述べました。記念碑とそれに続くプーシキン・センターの設立は、国内レベルで、また広域レベルでの文化、芸術、教育の発展に十分な寄与をするだろうと述べました。

Tewolde氏は、加えて、プーシキン像の設置は、地理的には非常に遠く離れた二つの文化を結ぶ役割を果たすだろうと述べ、また、エリトリアは、双方が平等な立場に立った上での親密な文化交流の発展を期待していると述べました。長官はまた、プーシキン像の設立に向けて寄与してきたエリトリア・ロシア協力協会を含む全ての関係者に謝辞を述べました。 また、式辞にて、ロシア議会のメンバーであるElena Drapeko夫人は、プーシキンの偉大な芸術的な作品は世界中で大切にされており、プーシキンは自らのアフリカの血を誇りにしていたと語りました。夫人はさらに、この記念碑の設置が、エリトリアとロシアの関係を強めていく役割を果たすことを望んでいると述べました。

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本稿は上記のニュースをもとに、当大使館で編集したものです。

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