エリトリア大使館

1941年までイタリア領であったエリトリアは、英軍を含む連合国軍とイタリアのムッソリーニ軍の主戦場となりました。1941年3月末、連合軍によってケレンのイタリア軍拠点が陥落し、イタリア軍はアスマラへ追い込まれますが、この一連の東アフリカ会戦の戦没者がここに埋葬されています。連合国軍墓地であるため、墓碑には、英以外にも、南アフリカ、ケニア、スーダン、インド、ウガンダなど多くの国名が見られます。
墓苑には植民地時代の名残がいまだ見られ、慰霊塔に正対したメインの場所にはイギリス人兵士たちの墓が、塔に対して右手の一段低くなった場所に、当時のイギリス植民地であった南アフリカ、ケニアなど上記の国々の兵士たちの墓が並んでします。墓地は現在、英国高等弁務団によって維持されています。

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