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デブレ・ビゼンの僧院

デブレ・ビゼンの僧院

    アスマラから24kmNefasitの町の近く、Bizen山の山頂に、Debre Bizenはあります。14世紀にAbune Philliposによって建てられ、険しい立地ゆえに、数々の支配者の交代を超えて存続してきました。修道僧の家、教会、教室や農業用建物などからなる一つの村のようで、数十人の修道士と、学生たちが暮しています。僧院には、千を超える中世の写本が残されており、厚い皮や布、木材で綴じられた宗教画の描かれた羊皮紙の本も含まれています。

    僧院は女人禁制です。男性は僧院を訪れることが可能ですが、825mの高さを7kmかけて登らなくてはなりません。僧院からの眺めは最高で、周囲の山々だけでなく、晴れた日には80km先の紅海も臨めます。早朝に登り始め、午後遅く下りて来るのが理想的です。訪問の際には、僧院維持や修理のためのお布施を置いてくるのが慣わしとなっています。

    かつては豊かであった僧院の財産も、エチオピアのデルグ軍事政権のあいだに、大半が差し押さえられてしまいました。デルグの文化人民委員たちは、宗教組織を積極的に妨害し、宗教的工芸品は燃やされなくてはならないと命じられました。デルグ政権下には、僧院は周辺地域を監視するための軍事基地として使われていました。

    エリトリア国立博物館<デブレ・ビゼンの僧院>

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