観光情報TOP > エリトリアの僧院
6世紀にエジプトより9人の聖人がエリトリアにやってきた際に、修道院というシステムも持ち込まれ、その後、13世紀に最盛期を迎えたと考えられています。古くからの修道院の中には、9聖人の到来まで遡る豊かな歴史をもつものもあり、また、14~17世紀に創建されたものもあります。エリトリアの僧院は、外界から隔絶された山や崖の上で、宗教的実践を守るだけでなく、キリスト教芸術や、典礼の宝物、文化的な伝統や精神性の守人として機能してきました。僧院は、起きてきた出来事や歴史資料である年代記を保管し、プレキリスト教の伝統、およびキリスト教、歴史、そして数百年も前に導入された芸術や建築の伝統を保持する機能を果たしてきました。